トリガーアクションのハンドピースを買ったので、ダブルアクションとトリガーアクションを比較してみた。

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プロコンBOY PS275 WA トリガータイプ 0.3mmを購入しました。
これで、私の持っているハンドピースは0.3mmのダブルアクションと0.3mmのトリガーアクションとなりましたので、
この2つのハンドピースを使い比べてみた感想などをレビューしていきます。
これからエアブラシの導入を検討しているモデラーさんの参考になればと思います。

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まずはじめにダブルアクションとトリガーアクションのハンドピースのメカニズムを確認しておきます。

ダブルアクションのハンドピースの場合は、ボタンを押し込む動作と引く動作によって、エアーと塗料の噴出量を調整できます。
ダブルアクションの場合は、ボタンの押し込み具合によってエアーの噴出量も調整できますが、これは現実的ではなく実際の使用では、ボタンは押しっぱなしで、塗料の噴出量だけをボタンの引き具合で調整するといった使い方になります。

トリガーアクションのハンドピースは、トリガーの引き具合のみでエアーの噴出と塗料の噴出量を調整します。
まずトリガーをまったく握っていない状態を0%とします。この0%の状態ではエアーも塗料も噴出量は0です。
そして、トリガーの引き具合、1%から30%までの間はエアーのみが噴出されます。トリガーを握った瞬間から引き具合30%までのエアーの噴出量は一定です。トリガーの引き具合によってエアーの噴出量は調整できませんが、実際の使用上では、ダブルアクションと同じと言えます。
エアーだけが噴出されている状態からさらにトリガーを引くと塗料も噴出されてきます。塗料の噴出量は、トリガーの引き具合31%~100%で調整できます。
トリガーアクションで塗料が噴出されはじめるポイントの手前でレバーが少し重くなっているので、間違えて塗料が出てしまうことはありません。

以上のことにより、メカニズム的にはダブルアクションとトリガーアクションはどちらも同じだと言えます。

続いて、使いやすについて比較していきます。

ダブルアクションのハンドパースは、ボタンを押し込みながら引くという動作の繰り返しになるわけですが、これがけっこう指への負担が大きいです。
ダブルアクションの長時間の塗装は正直、厳しいと思います。私の指が軟弱なだけということもありますが。。

トリガーアクションのハンドピースの場合は、握るという1つの動作の繰り返しになり、手を握るという動作は、人間にとってもっとも疲れにくい動作と言われており、実際トリガーアクションのハンドピースを使いはじめてからは長時間の塗装も苦とは感じなくなりました。

ハンドピースの扱い易さでは、トリガーアクション軍配が上がります。

インターネットのハンドピースの比較記事などを読んでみると、迷彩などの細吹きはダブルアクション、ベタ塗りメインならトリガーアクション、初心者への最初の1本におススメなのはダブルアクションという意見を見かけましたが、、

トリガーアクションのハンドピースでも迷彩などの細吹きにも十分に対応可能だと感じています。
実際のところ、
現在ではダブルアクションのハンドピースはメタリック塗料専用とし、メインのハンドピースはトリガーアクション一本となっています。

結論。

ガンプラの製作において、ハンドピースを1本だけ購入するとしたなら、
私は間違いなくトリガータイプの0.3mmをおススメします。

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プロコンBOY PS275 WA トリガータイプ 0.3mm

実はトリガーアクションはハンドピースだけだとグリップ部分がなく少し握りにくいのでグリップがわりになるドレーンキャッチャーの追加もおススメします。
ドレン&ダストキャッチャー2エア調整機能付 (エアブラシ系アクセサリー) PS288


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