ヘイルズ改 後ハメ加工と合わせ目消し

DSC00851

まずは肩アーマーですが、ここは合わせ目が目立つ箇所ですので、処理していきます。

DSC00852

受け口をC字にカットして、後から差し込めるようにしてあげます。

モデラーズナイフで少しずつV字に削っていき、途中からC字になるように削っていきます。

コツは、削り具合です。

はめ込み具合は確認しながら少しずつ削っていきます。

はめ込み具合がキツすぎるのはよくありません。

はめ込みがキツいと、無理やりグイっと押し込んだときにパキッと合わせ目のほうが裂ける可能性があります。

最終組立時のこの失敗は、痛恨の一撃です。

どちらかと言えば、ちょいユルめがいいと思います。

少しユル過ぎるかもという時には、受け口の内側にマスキングゾルを塗るといった方法である程度の保持力は確保できます。

あと、

注意が必要なのが、

残念ながらこの方法は確実に保持力が低下します。

肩アーマーやアンクルガードなどあまり負荷がかからない箇所ならいいのですが、肩などのある程度の保持力を必要とする箇所には適しません。

続いて、

アーム部分の工作に取り掛かります。

DSC00859

アーム部分も合わせ目が目立つ箇所ですので後ハメ加工を施します。

DSC00862

邪魔なピンの切断以外に、挿し込んだ関節パーツがグラグラしないようにプラ棒でサイドの隙間を埋めてあります。

DSC00863

このピンは関節等の軸ピンではなく固定用のピンですので、そこまでの強度は要りませんので片持ちに加工しました。

DSC00865

先ほどのピンを片持ちにした理由は、このパーツのためです。

このABS樹脂の関節パーツを完全にC字型に切断してしまうと強度が著しく低下しますので、一部残して強度を確保しました。

DSC00866

挿し込む関節パーツがピタッとハマるようにプラパンで隙間を調整しました。

アーム部の後ハメ加工完了です。

最終組立時には、ABS樹脂用接着剤をたっぷりと塗りつけて挿し込むので強度的にも問題なしです。


ヘイルズ改 後ハメ加工と合わせ目消し” への2件のコメント

  1. こんばんは。
    関節部の塗装は気をつけて下さい。
    塗料がしみこむと確実に割れ破損するので。
    最近のは良く動き塗装いらずだけど、
    気をつけないと破損しますんで。

    • しばいつん様、こんにちは。
      ご忠告ありがとうございます。
      そうですね、ABS樹脂の塗装は要注意ですね。
      一気に厚塗りしないように気をつけて塗装します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。