ヘイルズ改 コツコツと下地処理

ここ最近は、セメント接着剤で処理した合わせ目を仕上げてました。

今回は流し込みタイプのセメント接着剤で処理しましたが、こちらのほうが楽ですね。

流し込みタイプですと、むにゅっとパーツを合わせたときのはみ出し量が少なくて削り易かったです。

形状が複雑なモナカ割りのライフルなどに効果がテキメンです。

さて、

合わせ目の処理が終わったので、

続いて面出し、スジボリ、ディテールアップ工作などに取り掛かっていきます。

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面出しをするとエッジがビシッとなって締まります。

面出しは、細かい目のヤスリで何回も削っているとかまぼこ状なりやすいので、ある程度粗い目のヤスリでザクっと面を出してから、最後にさっと整面するといった方法がいいと思います。

私の場合は、400番で面を出して→600番で整面しています。

あと、

段差部分などもスミが流れやすいようにケガキ針で彫っておきます。

追伸

ヘイルズ改は年内完成を目指していますが、ちょっと作業が遅れ気味です。。。


ヘイルズ改 後ハメ加工と合わせ目消し

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まずは肩アーマーですが、ここは合わせ目が目立つ箇所ですので、処理していきます。

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受け口をC字にカットして、後から差し込めるようにしてあげます。

モデラーズナイフで少しずつV字に削っていき、途中からC字になるように削っていきます。

コツは、削り具合です。

はめ込み具合は確認しながら少しずつ削っていきます。

はめ込み具合がキツすぎるのはよくありません。

はめ込みがキツいと、無理やりグイっと押し込んだときにパキッと合わせ目のほうが裂ける可能性があります。

最終組立時のこの失敗は、痛恨の一撃です。

どちらかと言えば、ちょいユルめがいいと思います。

少しユル過ぎるかもという時には、受け口の内側にマスキングゾルを塗るといった方法である程度の保持力は確保できます。

あと、

注意が必要なのが、

残念ながらこの方法は確実に保持力が低下します。

肩アーマーやアンクルガードなどあまり負荷がかからない箇所ならいいのですが、肩などのある程度の保持力を必要とする箇所には適しません。

続いて、

アーム部分の工作に取り掛かります。

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アーム部分も合わせ目が目立つ箇所ですので後ハメ加工を施します。

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邪魔なピンの切断以外に、挿し込んだ関節パーツがグラグラしないようにプラ棒でサイドの隙間を埋めてあります。

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このピンは関節等の軸ピンではなく固定用のピンですので、そこまでの強度は要りませんので片持ちに加工しました。

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先ほどのピンを片持ちにした理由は、このパーツのためです。

このABS樹脂の関節パーツを完全にC字型に切断してしまうと強度が著しく低下しますので、一部残して強度を確保しました。

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挿し込む関節パーツがピタッとハマるようにプラパンで隙間を調整しました。

アーム部の後ハメ加工完了です。

最終組立時には、ABS樹脂用接着剤をたっぷりと塗りつけて挿し込むので強度的にも問題なしです。