ガンタンク クラック発生パート2

こんばんは、zbokです。

アームパーツのクラックを発見して少しテンションがヘコみ気味だったzbokにさらなる悲劇が待ってました。

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なんと、ヘッドパーツにもクラックが発生してました。

。。。

(´д`)

作戦は失敗した。。ガンタンク、被弾損傷箇所多数、一時撤退する!!

なんつって、

最近、ガンダムWを復習しました。

誰のセリフか分かります!?

さて、

冗談はさておき、修理がんばります。

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まずは、クラックが入った部分をモデラーズナイフでV字にカットします。

V字にカットすることによって接着面積が増えて接着時の強度が出ます。

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黒い瞬間接着剤を盛り付けて、瞬着硬化スプレーをプシュっとひと吹きすれば、数分で削り作業ができます。

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早速、サーフェイサーを吹いてみました。

残念ながら接着剤に気泡が入っていたようです。

一度サーフェイサーを吹いてしまうと、乾燥するまでは何もできないので溶きパテを盛り付けて本日の作業を終わりとします。

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最後に、

エナメル塗料によるクラック発生についていろいろと調べてみました。

クラック発生の大きな要因は3つでした。

1つ、溶剤によるプラスチックの劣化。

このような材質の変化が原因のクラックのことをケミカルクラックと呼びます。

溶剤によるプラスチックの劣化が原因ですので、エナメル塗料に限らずラッカー塗料のシンナー成分でも起こる可能性はありますが、エナメル塗料の性質のせいで、圧倒的にエナメル塗料使用時に起こる可能性が高くなっています。

それは、エナメル塗料の乾燥の遅さです。

エナメル塗料は、ラッカー塗料に比べて乾燥に時間がかかります。つまり、その分だけエナメル塗料のほうが溶剤がプラスチックを侵食している時間が長くなります。

それでは、エナメル塗料がプラスチックの模型の塗装に向いてないかというとそういう訳はありません。

エナメル塗料も模型用の塗料です。

エナメル塗料も適正な濃度の希釈してあれば、なんら問題はありません。

つまりエナメル溶剤がプラスチックを内部まで侵食する前に乾燥する濃度で塗装すれば良いのです。

多かれ少なかれエナメル溶剤やシンナー溶剤はプラスチックを劣化させます。

要は表面だけの劣化で済ますか、内部まで劣化してしまうかです。

今回のウォッシングのような過度に薄く希釈した場合は、乾燥に時間がかかりますので注意が必要でした。

私のようにビシャビシャなるまでエナメル溶剤を塗り付けいるようではワレて当たり前です。

2つめは、ガンプラ特有のスナップフィット構造に問題があります。

スナップフィット構造とは、接着剤を使わなくても接続ピンを受け口に挿し込むことによってパーツ同士を接続させる方法のことです。

実は、この方法だと受け口側にはけっこうなストレスがかかっています。

つまり、キツいピンを挿し込むことによって受け口側には外に広がろうとするストレスが働いています。

通常であれば、この程度のストレスはプラスチックの弾力性で吸収でき何の問題もないのですが、溶剤によりプラスチックが劣化している場合は話しは別です。

そのストレスに耐えられなくなり、ピキッと割れます。

3つめは、エナメル塗料の流動性の高さです。

実はスナップフィット構造の場合、ピンを挿し込むことによって受け口側には微細なヒビ割れが発生してます。

エナメル塗料は、流動性が高いためその僅かなヒビにも溶剤が流れ込んでいき侵食を加速させています。

これらの3つの要因が重なり合って、ガンプラではエナメル塗料によるヒビ割れが多発してしまうようです。

対応策とすれば、

接続ピンを切断したり、受け口をピンバイスで広げたりとパーツにストレスがかからない状態にしておく。

乾燥ブースに入れるなどしてなんるべく早く溶剤を乾燥させる。

必要以上にエナメル溶剤を塗りつけない。

などが考えられます。


ガンタンク 履帯の塗装完了

こんばんは、ZBOKです。

本日は、履帯の塗装を行いました。

使用したカラーは、Mr.カラーのタイヤブラックです。

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あとは、

胸部インテークパーツなどの取り付けも行いました。

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胸部インテークなどは、Mr.カラーのカーキを使用しました。

そして、

最後に残念なトラブルが発生しました。

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ウォッシングしたことにより割れが発生してしまいました。

(´д`)

クラックは消えないですけど、これ以上割れが広がらないように裏側から流し込み用の接着剤で補修しておきました。


ガンタンク ウォッシングに挑戦

こんばんは、ZBOKです。

本日は、ウォッシングという塗装技術に挑戦してみます。

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エナメル塗料のフラットブラックを溶剤で6~8倍程度に薄めます。

6倍も希釈するとけっこう量が増えますね。

作りすぎました。。

それでは、

早速、塗っていきます。

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エナメル塗料はブラスチックを侵食してしまい割れの原因にもなりますので、少量を薄く薄く伸ばしていきます。

っと模型本には書いてあるのですが、

コツがつかめずにけっこう塗りすぎてしまいました。

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テカテカです。

1時間ほど乾燥させてから、余分な部分を溶剤を染み込ませたらテッシュなどで拭き取ります。

部分的にエナメル塗料を拭き取ることによって、面にメリハリがついて立体感や汚れ具合が表現されます。

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落ち着いた色合いになりました。

本体色と迷彩色も馴染んできたような気がします。

なんだかいい感じに仕上がってきました。